文章はとびきり綺麗だけど評価はそれなりの小説同人誌と、文章力は高...
文章はとびきり綺麗だけど評価はそれなりの小説同人誌と、文章力は高くないけどジャンル内では大絶賛されている小説同人誌。どちらを買いますか?
私自身はオンで絵を描くのみで買い手側なのですが、漫画はどんなに話が良くても絵がある程度上手くないと受け付けません。
でも小説は内容で選んでる事が多く、言い回しのくどいいわゆる綺麗な文章は正直個人的ハズレ率が高いです…
自分はほんとに驚くほどその率が高いので、皆さんどうなのか気になりました。
みんなのコメント
お気持ち凄く分かります。
「綺麗な文章」と言いますが、それは何をもって「綺麗」なんでしょうね。
私は一番尊敬している作家は星新一ですが、文章は装飾が少なくとてもあっさりした文体です。
「今朝、黒猫が死んだ」もそのまま「今朝、黒猫が死んだ」と書くでしょう。
それを「黒い毛並みに朝靄の滴と孤独を纏わせながらその猫は胸の鼓動を鳴らすのをやめた」と記す方が「綺麗」なのでしょうか?
ぱっと見て美しいかもしれませんが、必要性のない叙情的な表現はただの蛇足にしかなりません。
(ここが話の山場や重要なキャラであれば後者でも良いでしょうね、また村上春樹や西尾維新のようにそれ自体を持ち味にする天才もい...続きを見る
私も回りくどい言い方は苦手と言うか読めません。いらない情報を頭に入れると解読が困難になります(私の読み手としてのスキルが足らないのかも知れませんが)
それと人気があるとどうしても次の話が雑と言うかなんと言うか…個人的には文章力は高くないけど人気はひっそりしてる方が好きです。そういう方を見つけると嬉しくて跳び跳ねます。見付けるのは大変なんですけどね、主さんもそんな方に巡り会えることを願っております。
結局は純文学系が好きか、娯楽文学系が好きかということでしょう。
起承転結のストーリーを楽しみたいのであれば簡素な娯楽文学寄りの作品、情景を楽しみたいのであれば純文学寄りの作品が好みです。
一般的に、ネット小説は娯楽文学寄りの作品ばかりで表現が味気なさ過ぎるのですが、純文学に寄りすぎてストーリーや展開のテンポが鈍くなりすぎるのも嫌いです。
全体の構成やテンポを考えて、ゆっくり情景を描きたい箇所には純文的な回りくどい表現をしつつ、展開が速いシーンは会話中心に娯楽文学寄りなど、「合った表現」が出来てるかどうかが大事かな、って思ったりします。
自分は、そういった表現のテンポがズレて...続きを見る
私はどんなに絵がきれいでも、内容が面白くなければ買いませんし、逆に画力そのものが下手でも魅せ方や話が面白ければ大ファンになってしまいますね…
小説は難しい言い回しをしていれば上手い、というわけではないので、その辺りは好みとしか…。ジャンル内で絶賛というのは、誰もが受け入れやすい題材を、誰もが読みやすく書いているのでしょうから、むしろ文章力は高いでしょう。文章力が低いものというのは恐らく読み進めることすら出来ないと思いますので。
難しい言い回しをしている人は自分の作風にこだわりが強い人が多い気がしますね。全体的な構成よりその一文を「読ませる」ことを大切にしているのかもしれません。
私は好み...続きを見る